2010/06/25

支援依頼

インテーク(初回面談)を終えて帰宅しました。

溜まっていた仕事を片付けて午後家に戻ると息子がリビングの床に布団も掛けずに眠っていました。(昼夜逆転で朝方誰もいない所で眠ってしまったようです)

青白い顔をして眠っている息子を見て「このままだと状態が悪くなる一方だ・・・今、手を打たないとこの先どうなってしまうかわからない」と思い家内の方を見ると二人とも言葉が出ず涙だけが溢れ出ました。

その後、家内と色々相談し支援をお願いするしかないと決心し支援を受けるなら早い方が良いと思い、その日の夕方家内が藤本先生に電話をして「支援をお願いしたい」と伝えました。

藤本先生から家内に「まだ私を信頼出来ないと思いますが、ご主人と一緒に頑張っていきましょう」と言われ私もその日の夜、藤本先生のブログ【「伸びる子」育て】を最初から全てを通して読みました。

それまで所々は読んでいましたが続けて読んだのはこの時が始めてでした。
ブログには色々な事が書いてありました。

現在までの不登校全体の一般的な考え方や他の機関とは違う考え方でFHEが支援しいる事、学校に戻す事だけを目的としておらず復学以外の選択肢も考えて支援し復学のその先にある子供の自立を目的としている考え方であると言う事がわかりました。

今迄に自分が知っていた不登校の知識を整理出来た気持ちになり支援してもらうのはFHEしかないと思いました。

藤本先生から早速指示があり、書類を送りますがその前に会話ノートを取って送るように言われました。

「訪問のお兄さんの事をまず最初に考えましょう」と言われこの日から支援がスタートしました。



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2010/06/24

インテーク(初回面談)

FHEに家内が電話をしました。

受付の方に事情を話し暫く待っていると藤本先生に繋いで下さいました。
「前回のセミナーに参加した○○」ですがと伝えると先生も覚えて下さっており早速相談をお願いしました。

今までの経緯を話し「藤本先生に支援をお願いしたい」と話すと
「ご主人とインテークに来る事が出来ますか?」と言われ
「いつでも行きます」と答えると藤本先生が予定を確認して下さっているのですが
予定が空いていないようでした。

「明日朝はどうですか?通常10時からですが
その前に時間を取りますので9時半からでどうですか?」と。

家内が私の予定を聞くのですが、何とかするから明日でお願いするように伝えました。

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翌日・・・

仕事を置いて家内と大阪まで出掛けました。
藤本先生の事務所に案内されて始めてお会いしました。
(家内は以前のセミナーで一度会っていました)

「朝対応の時間なので電話が鳴ると思いますが・・・」と話されて
(相談中、先生の携帯は鳴りっぱなしでした、そんなに朝対応で電話が鳴るものかと不思議でした)
早速今までの経緯を話し、以前受けていたカウンセリングの事や
今支援を受けている機関の事などを詳しく聞いてもらいました。

今の息子の状態を伝えると
「中学生で8ヶ月学校に行っていないので復学する事は簡単ではないですし
聞いた話からだけで判断するのは難しい」という事を話されました。

今、訪問に来て頂いているお兄さんとの関係の事についても
「ボランティアの方に目的を持って対応してもらうのは難しい事だと」言われました。
(週一回、決まった時間に訪問して頂いている事は凄い事だと)

時期が6月末と言う事で、1ヶ月早ければ夏休み前の登校も可能ですが
夏休みがあるのと訪問のお兄さんの事もあるので色々な事を考える必要がります、と言われ私自身「これは難しいのでは?」と感じました。

FHEで支援をする場合中学生は通常登校刺激から入るそうなのですが
訪問のお兄さんの事があるのでその方法ではなくお兄さんの事を先に考えて進める必要がある言われました。

私立中高一貫高の場合学校に戻ってしまえば高校にはどうにか上がれますが
高校に上がった時の方が見ていく必要がある事も言われ益々大変な事だと感じました。

支援していく上で「波」は立ちます。
しかし、その「波」も訪問の先生達と静めていきます。
ご両親に負担を掛けずに全て私達でその負担を被ります、と話されました。

藤本先生の時間がなくなってきたので支援をお願いした場合の今後の計画等を聞き夫婦で相談するように言われインテークは終了しました。

私も家内も事の重大さに改めて気付きカウンセリング室を出た瞬間二人共放心状態になりました。

帰りがけに私が「今日のカウンセリング代金は?」と藤本先生に尋ねましたが
「後日で良いですよ」と答えて頂いたのですが家内は支払の事など思いつかないほどの放心状態だったようです。

帰り際「今、支援を受けている機関のやり方からでも何かアドバイス出来ると思うから何でも言って来てね」と声を掛けて下さいました。

その後エレベーターで一階まで降りて電車で帰宅したのですが
その時家内と何を話したのかは全く記憶にありません。

これは大変な事になっている・・・
どうすれば良いのだろうか、と深く考えこみました。







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2010/06/23

決心

息子の状態が変わらない日々が続きました。
訪問のお兄さんとは会いますがそれ以外は相変わらず昼夜逆転が酷い状態でした。

私(父)も精神的に疲れていて夜寝れない事もありました。
夜中、浅い眠りから目を覚ますと物音がするのでリビングに行くと息子がパソコンを見ている事が多く「寝なさい」と言っても逆らうし何も声を掛けない状態でした。

仕事中、通学している中学生を見た時などは「何故自分の息子が普通に学校に行く事が出来ないのだろうか」と思い、休日気分転換に散歩をしていてクラブ活動に向かう中学生を見た時などは涙が溢れ出してしまいました。

何も出来ず息子の状態も相変わらずのままでしたが先日家内が行った家庭教育推進協会のセミナーのホームページを見ていると上野先生・藤本先生・水野先生が続けて載っていて三人の先生方が繋がっている事に気付きました。
今までそれぞれの先生方の支援機関の事は知っていましたが繋がりがあると言う事は知りませんでした。(家内は知っていたようです)

同じ考えをお持ちで新しい機関を立ち上げ組織として存在している事を知りました。

三人の先生方の手法等は何となく知っていましたがその手法が本当に良いのか判断できない状態でした。

お兄さんに訪問してもらっている支援機関は公共系でもあり学校とも繋がっていて復学した実績もありましたのでその機関の方が良いのではないかと私は考えていました。

家内に「このまま学校に行かなくても何とかなるよ」と諦め気味に声を掛けましたが
「このままだと中学生の期間が何も出来ずに終わってしまう!!」と強く家内に指摘されました。

何日かが過ぎた後、悩みに悩んだ末私から「・・・藤本先生に相談してみようか?」と家内に声を掛けました。
家内も私に「藤本先生に相談してみたい」と言おうとしていたようです。

家内は「・・・それで良いの?・・・本当に良いの?」と私に念を押しましたが、
私も決心し「相談してみよう、FHEに電話を・・・」と家内に頼みました。




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2010/06/05

セミナー

昼夜逆転も酷い状態が続いていました。
いつ起きていていつ寝ているのかも把握出来ないような感じの日々が続いていました。

そんな中でも息子は週間の漫画の発売日には早朝コンビニに本を買いに行っていました。
朝、本を買って読んだら寝るというような日も多くありました。

何故か風呂だけは毎日夕食後(息子にとっては夕食なのかどうかわからないですが)に入っていました。

そんな生活が続いている中、以前エンカレッジで復学された方のご主人が仕事の用事で訪れた時「今度セミナーがありますが行ってみませんか?私の家内も行きますし・・・」と声を掛けて下さいました。(2010年5月30日:家庭教育推進協会第二回関西セミナー

私自身「セミナーか・・・何か参考になるの事でもあるのかな?」程度にしか考えておらず
家内が行くことにもあまり乗り気ではありませんでした。

せっかく声を掛けて頂いたので「家内に行ってみるか?」と聞くと
「行ってみる」と答えましたのでそのセミナーに家内が参加する事になりました。

家内はずっとファーストホームエデュケーション(FHE)で復学された方などのブログを見ており、FHEの事が気になっていましたので、セミナーのお話を聞いた時から行ってみようと決めていたようでした。

家内は色々頑張ってくれていました。
医療系カウンセリングや親子コミュニケーション講座、
復学支援機関に相談に行ったり学校に連絡したり大変だったと思います。

新学年になり学校の懇談にも行きました。
息子が居ない学校に行って担任の先生と会い主任にも現状を報告しました。

この時、息子がやたらと詳しく学校の行き方を家内に説明していたのが不思議でした。
(やっぱり学校の事が気になっていたのだろうと思います)

参加したセミナーでエンカレッジで復学された方から上野先生を紹介して頂き
息子が中学生だと言う事で藤本先生を紹介して頂きました。

その時上野先生は「今日は復学されている方が殆どなので辛いかもしれませんが後で藤本先生を紹介しますので・・・」と優しく声を掛けて頂き家内は何か少しでも前に進めるのではないかという気持ちになりました。

セミナーが終わり先生方もお忙しくされている中、上野先生が藤本先生を紹介して下さいました。
藤本先生が「何時でも電話してきてね。もし名前忘れていたらセミナーの時の・・・って言ってね」と優しく仰って下さいました。

家内が帰宅後セミナーの様子を話してくれましたが藤本先生に相談するのが良いのか支援を受けている機関からでも何とかなるのではないかと考え悩みました。
この時点ではまだ藤本先生に相談してみようとは思っていない状態でした。

息子は同じ状態のままで時間が流れる日々が続きました。




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