2010/07/31

訪問の先生への引継ぎ

訪問の先生とはスムーズに会う事が出来ました。
しかし、昼夜逆転の状態は続いています。

お兄さんの訪問と先生の訪問が続いた日もありました。
先生方が来て下さっているのに息子は「明日も訪問のお兄さんが来るから毎日は嫌!」と起きて来ない日もありました。

訪問の先生はそういった時でも「また来るからな、今日漫画の発売日だから・・・」と優しくドアの外から声を掛けて下さり無理に会う事はなくおおらかに構えてくれていました。

この月限りでお兄さんは来なくなる事になり最後の訪問の日にお兄さんから「僕はもう今日で来なくなるから・・・」と息子に話しました。

息子の胸中はきっと寂しい気持ちはあったと思いますが、顔には出さず「ふ~ん」とだけ言い理由も聞かなかったようです。

色々な事がありましたが半年程度お兄さんと会う事だけが楽しみでしたので、私も来てもらえなくなるのは寂しくなるだろうと思いました。

お兄さんは週一回決まった日時に来て頂いていましたが訪問の先生は不定期に来て頂いています。

来て頂く時には漫画の本を買ってきて下さったり息子が好きそうなゲームを用意して頂いたりと段々息子の心を開かせて行って下さいました。

S先生とは本当にお兄さんのような関係が出来、先生のリュックを開けて持ってきて下さっているゲームをみたり先生の横で寝そべって漫画等の会話をするようになりました。

一度、息子が突然「映画が観たい」と言いだしS先生と近所の映画館にも行きました。
暫く来てもらえない時などには「今日ぐらいあの人達(先生方)来るかな~?」と家内に聞くようになりました。

夏休み期間を使って訪問のお兄さんから訪問の先生への引継ぎは順調に進みました。

昼夜逆転・家から漫画を買いに行く以外は外出しない、と言った生活パターンは相変わらずですが訪問の先生から息子の状態、家族の状態を藤本先生に詳しく報告して頂いていますのでその時々の指示に従いながら毎日を過ごしていました。

訪問の先生の力は計り知れません。
息子の心を掴みながら性格を判断していく事は経験が相当ないと出来ない事だと感じました。

先生方との信頼関係が出来てこそ復学へ道が開けていく事になると思いました。




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2010/07/10

訪問の先生の支援開始

藤本先生から指示があり「お兄さんが訪問している時間にFHEからも訪問の先生に家に入ってもらうようにしましょう」と言われました。

それをするには先に訪問のお兄さんが所属している公共系復学支援機関に事情を説明する必要がありました。今後FHEに支援をお願いする事を伝えましたが、なかなか理解して頂くことは難しいように感じました。

自分の子供の事なので私と家内が全て責任を取ると言う事を伝え、訪問のお兄さんにも協力してもらいたい事を伝えました。

後日、藤本先生・訪問のN先生・公共系機関の先生・訪問のお兄さん・家内の5名で打ち合わせをしました。家内は訪問のN先生とは以前のセミナーでお会いしていましたがご紹介して頂いたのはこの時が始めてです。

支援を進めて行く方法等を話し合い、訪問時お兄さんに「今日、違う訪問の人が来るよ」という事を息子に伝えてもらい、自然な形で訪問の先生が息子と会うという設定で進める事になりました。

突然訪問のお兄さんが来なくなるのは不自然ですし、息子も訪問のお兄さんが来てくれるのを楽しみにしていたのでスムーズにいくのか少しの不安はありましたが、訪問の先生に直接息子を見てもらいながら性格等を判断して進めていくという事でした。

先に訪問の先生と息子が信頼関係を作る事によって登校刺激を行った時の息子の負荷も軽く出来るという事なのでまず訪問のお兄さんから訪問の先生に引き継ぐ準備を行いました。


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そして訪問の日・・・

息子とお兄さんが会っているのを確認した後、訪問のN先生とS先生が家に入りました。

*訪問の先生が2名になったのは息子と訪問のお兄さんとの立場が息子の方が上になっているような感じでしたのでS先生が息子と近い立場となりN先生がS先生より上の立場でコミュニケーションをとっていくという具合でした。

訪問の先生が家に入ると息子とお兄さんが将棋をしていました。

N先生が息子に「学校に行けていない子供達の家庭を回っています」と市のボランティアという事で息子に説明されました。その後、S先生とも将棋をして自然な形で関係を築き始めその辺はさすがだなと思いました。

その後お兄さんが帰る時間になりましたのでお兄さんが帰宅し息子とN先生・S先生の三人で過ごしました。先生方が持って来て下さったゲームをし息子と訪問の先生方との関係がスタートしました。

訪問のお兄さんが帰る際、様子を聞くと「さすがに訪問の先生は上手です」と感心していました。

お兄さんは90分間の時間制限がありますが、訪問の先生は時間の制限はありませんので暫くの間息子にとって楽しい時間を過ごせたようです。

上手く行くのか心配していましたがスムーズに訪問の先生と会う事が出来たので一安心しました。






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